軌道材料の種類・用途を知る⑧(道床バラスト編)

軌道材料

 軌道材料もどんどん増えてきて、種類ごとの適用が分かりづらくなっていませんか?特に、PCまくらぎやレール締結装置の種類が多く、覚えにくいですよね?

 現在、何があって、どういった場合に使用するのか、順番に整理していきたいと思います。

 ※長さや曲げ加工の違いなど、細かい種類については割愛しています


⑧道床バラスト

【道床バラストの使命】

 まくらぎを緊密にむらなく保持し、まくらぎ下面に伝わる列車荷重を、路盤に広く、かつ均等に分散させ、保線作業が容易に行え、軌道構造にいくらかの弾力性をもたせ、軌道の排水をよくして雑草の発生を防ぐことを使命としており、

  1. 材質が強固で粘りがあって、摩損や風化に対して強いこと。
  2. 適当な粒径と粒度をもち、つき固めその他の作業が容易であること。
  3. どこでも多量に得られ、価格が低廉であること。

といった条件が要求される。


【道床バラストの品質基準】

 道床バラストの粒度及び品質は「道床バラスト製作積込工事標準示方書」による。


【道床バラストの種類】

  • 砕石:硬岩を破砕してつくられる最も一般的なバラスト。砕石は1号~7号まであり、1号が一番大きい。
  • ふるい砂利:川砂利や山砂利をふるいにかけて粒度をそろえて使用していた。
  • 並砂利:川砂利や山砂利をふるわないまま使用するもの。現在は使用していない。
  • 鉱さい:溶鉱炉から発生する鉱さいを使用していたが、現在は路盤処理材料として使用される。
  • 豆砕石:まくらぎ下に敷き込む工法があるが、日本では道床噴泥を助長する理由で使用しない。砕石の一種で、砕石1号~7号のうちの7号(2.5~5㎜)に該当する。直結系軌道の消音バラストにも利用される。


(参考文献)

  • 保線問答集(上巻) 鉄道現業社 編
  • 解説 鉄道に関する技術基準(土木編)第三版
  • 新版 軌道材料 新版軌道材料編集委員会 編
  • わかりやすい鉄道技術[鉄道概論・土木編]

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